芸術起業論



ちょっとビックリする表紙ですね。
村上隆さんの芸術起業論、面白いです。
音楽やってて、正直死にそうになることの方が記憶に強く残ってるんですが、
そんな窒息寸前状態の頭の中に救いをくれます。。

昨日娘が、両親がともに芸術大学出身だと担任の先生に言ったら、やたらと納得されたと言って帰ってきました。
わたしって、変…?とちょっとヒヤヒヤしているようでした。

芸術家、音楽家が存在するっていうのは
豊かな証ですよね。
豊かな国だという証拠かと。

豊かっていうのは、金銭面だけでなくて、思想のそれについてもなんですが
余裕があるというか。
かたや、音楽家や芸術家の頭の中は全然余裕なんてないですけどね。
村上さんは自分で、俺は欲望しかない、とおっしゃってるんですが。
どんな欲望かというと

「生きていることが実感できない」を、なんとかしたい

ちょっと、共感が強すぎます。。

音楽を奏でてるとき、聴いてるときや、素晴らしい絵を見たときに座標確認出来る感覚があるんですよね。
ここにいていい、というか、その承認欲求も忘れて没頭する感覚というか…

そこには明確な目標とかは必要なくて、
ただ、そこに、ある、っていう
仏教的な…
それでいてものすごく個人的なトラウマなんかにスポットを当てられる感じというか…

創作活動している人にとっては当たり前の話かもしれないですけど。
村上さん、売れるためにはというかなりパンチのある切り口から
日本のアーティストに対してもぼろくそ書いてますけど、
よくよく読んでみると芸術家あるあるが随所で感じられるので、なんだか勝手に共感して読み進めています。

音楽や芸術に興味があるかた、ぜひ読んでみてください〜
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