YURIの音楽と今までVol.9

ダンスサークルで痛めた腰と脚が回復してきた大学2年生の夏頃。

私はアルバイトを始めることにしました。

 

イギリス風のバー、H。

ご存知の方も多いかと思いますが、

都内や主要都市にある、スポーツ観戦ができるおしゃれなバーです。

 

店内はイギリス風のレンガ壁などの作りで、毎晩音楽が大音量で鳴り響き、

外人さんや若い学生などが気軽に集えるお店でした。

 

かなりの倍率であるらしい(後から知った)面接を通過し入ったお店の先輩は、

上は28歳から、当時最年少で20歳の子まで、

男子はイケメン、女子は可愛い子ばかりでした。

主にお店を回しているのはフリーターの方たちでしたが、

学生は立教大学、中央大学、東大、また服飾系の専門学校の子など・・・

とても楽しく、時に厳しく・・・でも思い返すとやはり楽しい職場でした。

 

私の接客スキルは、ここで大分学び、染み付いているところがあります。

やはり人気店だけあり、アルバイトへの教育は厳しく、

素面で立っているだけで怒られました。

 

「仏頂面でボケっと立ってないで!」

「笑顔でハイネケン勧めてきて!」

「あの人だいぶ酔ってるでしょ!チェイサー持ってって!」

「給料発生してるんだよ?立ってるだけでお金もらえると思わないでね?」

 

当時の店長については、物言いがかなり厳しく、

アルバイトのみんなからの反発もかなりありました。

ただ、店長の言うことも私はわかるなぁ・・・と思うとこもあり、

よく店長の愚痴を聞くこともありましたね・・・。

まぁおイタもやらかすダメ店長でしたけど・・・

 

厳しい立ち仕事でもあり、常に店中に気を配ってヘトヘトになり、

ただ仕事終わりは立ち位置関係なくみんなで飲みました。

働いているみんなももれなくお酒が好きで、

多少いざこざがあっても飲んで腹を割って話すことでチャラになるような、

お客さんにとってもスタッフにとってもそんなお店でした。

 

それともちろん、音楽が好きな人も多かったです。

有線のチャンネルを何にするかでいつも揉める的な・・・

それはその後働いた場所でもいつもそうなんですが 笑

 

BGM次第でやる気って変わりますよね・・・!

ジュークボックスにoasisやレッチリやMJがあり、

本当に忙しく限界が近いときは、

「ごめん!一瞬いい?」と胸ポケットに忍ばせた100円をジュークボックスに入れ、

だるそうに歌うリアム・ギャラガーを眺めながらシェイカーを振る・・・

と言うことをしていました。

 

懐かしいなぁ・・・楽しかったなぁ・・・(遠い目)

今思えば、行くべき場所に行けていたんだなぁと思ったりします。

職場恋愛の相談に乗ったり、ブランキー好きの友達2人と夜中まで遊んだり、

その友達が辞めてしまう時に泣いたり・・・とか

青春だったなぁと思います。

 

今はコロナで居酒屋やバーの営業が大変ですが、

誰かにとってはとてもとても大事な場所であるんですよね。

音楽が好きな私にとって、あの職場は職場でありつつ、癒しの場所だったんだと思います。